今日という日を生きる力:不妊治療と母としての経験から学んだ人生の指針

2日前のブログでも触れましたが、私はかつて、出口の見えない不妊治療の中にいました。

治療を始めた当初は、「いつかきっと」という希望に支えられていましたが、月日が経つにつれ、その希望は重い絶望へと変わっていきました。「何のために頑張っているんだろう」と、自分の心が揺らぎ始めたのを感じていました。

そんな中、長い道のりの果てに不妊治療で授かった最初の命は、日本では35000人に1人という、極めて稀な一卵性の双子でした。

妊娠期間中、私は何度も「生」と「死」に向き合い、医師からは常にリスクを告げられ、何かが起きるたびに、命の大切さと儚さに直面せざるを得ませんでした。

それは、恐怖でもあり、同時に強さを育ててくれる時間でもありました。

この経験を通して、私の考え方は大きく変わりました。

今という時間は、ただ過ぎ去るものではなく、「今しかない」という尊さを持つもの。未来を思い悩むよりも、「今日」をどう生きるのかに意識を向けること。それが、私にとっての生きる指針となりました。

母になった今でも、一人の女性として、また妻として、「どう生きたいか」は自分で決められるのだと気づきました。

子どもが生まれると、どうしても「母親」という役割に重きを置きすぎて、自分自身を後回しにしてしまいがちです。

でも、私はそうではありたくない。今日という1日1日に意味を持たせ、自分が満足して生きること。それができれば、私自身の心が豊かになり、その豊かさは子どもたちにも自然と循環するのだと感じています。

母になっても、自分の夢を追いかけることは悪いことではないと思っています。

むしろ、夢を追い、心からワクワクしている自分を子どもたちに見せることは、最高の教育だと思っています。

子どもや家族に「こうあってほしい」と願うなら、まず自分が変わる姿を見せること。それが子どもたちにとって、最もリアルで力強いメッセージになるのではないでしょうか。

変わるために必要なのは、「今」から始める勇気です。

どんなに小さな一歩でもいい。今この瞬間から始めれば、きっと今日が変わり、そして明日も変わっていく。

そう信じて、私は今日という日を生きています。そして、あなたにもぜひ伝えたい。今の自分に問いかけてみてください――「今日という日を満足して生きているか」と。

人生は待つものではなく、自分の手でつくるもの。今を大切に、自分らしい人生を歩んでいきましょう。

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