「子どもの健康も、自分の未来も守れる“栄養”がある」―栄養迷子から抜け出す食のフレームワークとは?

こんにちは、福田奈緒美です。
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「いいって聞いたから」始めた食事が、しっくりこない…
世の中には、栄養の情報が本当にたくさんありますよね。
「これがいいらしい」
「あれは健康にいいって聞いたから」
そんなふうに希望を持って始めた食事法なのに、思ったような効果が出ない。
「本当にこれで合ってるのかな?」と不安になって、
結局、やめて元の食事に戻る…。

そんな経験、ありませんか?私もそうでした…
健康的と言われる食事法をいろいろ試して、
小さな子を連れて料理教室にも何度も通いました。
- ビーガン
- 精進料理
- 米粉×ビーガンスイーツ
- ローフード
- ロースイーツ など…

学ぶたびに「これならいけそう!」と感じるのに、
実際には「これだ!」と思える手応えや、
自分や家族の体調の変化にまではなかなかつながらなかったんです。
原因は「栄養を点で学んでいた」ところにあった
どんなに優れた食事法でも、
それが「自分の体とどうつながっているか?」という全体の理解=地図がなければ、
知識や実践はすべて“点”で終わってしまうんです。
A食事法を試してうまくいかなければBへ。
それも合わなくてCへ…
そしてまた「私に合う食べ方って何だろう」と探し続ける――
このループこそが、まさに“栄養迷子”。

「フレームワーク」としての栄養学を学ぶと、すべてが変わる
では、どうすればこの迷子ループから抜け出せるのでしょうか?
その答えが、“フレームワークとしての栄養学”を学ぶことでした。
ここで言う“フレームワーク”とは、
一つひとつの食事法や知識をバラバラに見るのではなく、
自分の体の仕組みや遺伝的背景と照らし合わせながら、全体を見渡せる地図のようなもの。

つまり…
- あなたの体はどんな構造で生まれ、
- どんな環境で祖先が命をつなぎ、
- どんな食文化に影響されて今があるのか?
そこに意識を向けることで、
これまで点だった栄養の知識が、一本の“線”でつながっていくようになります。
「線」でつながると、自分の体の声が聞こえるようになる
たとえ、どれほど世の中で「いい」と言われている食事法でも、
あなた自身の遺伝的プログラムに反していれば、合わないのは当然。

でも、全体像=地図が見えていれば、
「私はこれを選べばいいんだ」
と、自分の軸で迷いなく選べるようになります。
私自身、この“食の地図”ができたことで、ようやく
「これが、私の食の軸なんだ」
と、心から思えるようになりました。
自分が変わると、家族も整い出す
地図があることで、
体の変化にも“今の状態”を感じ取れるようになり、
子どもの不調にもより敏感に気づけるようになりました。
食卓はもっとシンプルで、やさしくて、
整っていることが心地いいと感じられるようになったんです。

知識を重ねるのではなく、
“わたしに合う選び方”を育てていくこと。
それが、私がこの栄養の学びを通して一番大切だと感じていることです。